元ペテン師が「部下や後輩のモチベーションを上げる方法」について教えるモノホンテクニック
直接ではなく代理人によって「細かい部分」を褒めていたことを伝えるようにしてください。
<解説>
仕事のモチベーションを左右することができた唯一のモノは、「お金、時間、環境、評価」の内、どれだと思いますか?様々な実験の結果、なんと得られた答えは「周囲からの評価」ただ一つだったようです。実に一般的に考えられている労働条件というものは関係なかったのです。
もし本当に労働条件に問題があるのなら人はその職場を離れます。「他に居場所がない」といった自己暗示が働き自らを納得させれるレベルでは大丈夫ということです。そのほかにも人間は自らを納得させるため様々な心理作用を伴うのですが、今は説明はしません。
周囲から必要とされている、見られている、そういったことを分からせて上げることがモチベーションの正体だったのです。
ここではなぜ?直接よりも間接的な方法をススメたのか?ですが、私の実践も踏まえ、直接言った時には嘘やお世辞と思われた少し大げさな内容でも「だれだれが~って褒めたよ!」と人伝えにすると多くの場合、信じられます。勿論、私のように嘘の使いすぎには注意してくださいね。そして、自らに対する強い信頼も勝ち取れます。
自分が直接褒める場合は、あらかじめ第三者に後輩や部下の良いと思うところを聞いておき「だれだれが~って褒めたよ」言えば、自分が嘘つきにならずに済みます。
細かい部分というのは、よく見られてる!と強く思わせるためです。